永原研M1学生の自主ゼミ、第2回を開催しました!
永原研M1の渡辺航平です!
5/20の自主ゼミは、前回に引き続き課題図書の1章をもとに、ディスカッションをしました。
以下は1章の内容です。
・Education2030では、社会経済状況の変化・将来に対する予測を行ったうえで、キー・コンピテンシーを特定する必要があるとしている。
→議論の前提として社会変化の主なトレンド(メガ・トレンド)から将来予測を行う
・メガ・トレンドには(1)社会における変化、(2)経済面での変化、(3)個人における変化がある。
→特に教育分野に関わる具体的な変化としては、移民の増加や雇用のオートメーション化、政治への市民参画の低下などが挙げられる。
・教育におけるニュー・ノーマルとして、2030年に向けた新たな教育の常識が定義されている。
→「教育制度を単体として捉える」⇒「教育制度をより広いエコシステムにおいてとらえる」、「インプットとアウトカム」⇒「インプット、”プロセス”、アウトカム」、「教師の指示の聞き手としての授業」⇒「生徒・教師それぞれがエージェンシーを発揮」など…
ディスカッションでは
・コロナウイルスの影響やメガ・トレンドを踏まえた、2030年以降のキー・コンピテンシーは?
・抽象的タスク(AIに奪われない仕事)に就くために必要な能力・教育は?
・移民の増加→学力格差の拡大への現実的な対処法は?その費用は日本が持つべきか
・徒・教師それぞれがエージェンシー(主体性)を発揮するような授業とその実用性
について話し合いました。
次回は2章の内容について話し合う予定です。